釣りにゃんだろう

猫のように気まぐれに 独断と偏見に満ちた釣り情報をお届け

危なっかしい計画。

近頃は、ちょっと落ち着いた釣りをしているような気がしますが、私の釣りって危ないことが多かった気がします。

基本的には釣りは一人で行きますし、邪魔くさいし圏外であることも多いので携帯電話なんかは持っていかないので、何かアクシデントが起きても100%自力で解決するしかありません。

そんな状態で、毎朝クマが寝ている場所に自分から歩いていったり、道の無い山の中を地形図とコンパスだけを頼りに歩いていたりしたのですから、ちょっとでも間違いがあれば、行方不明になっていた可能性はあったでしょう。

 

しかし、私はこういった可能性があるからこそ釣りは楽しいと思いますし、釣りをすることで人生が豊かになると思います。

化学物質まみれの食料を食べて、何かに命をかけることもなく、なんとなく老いて、いつかは認知症になり、自分が何者かも分からなくなり死んでいく。
この国の人間の大半は、都市部でこのような生活をしているわけですが、危なっかしい釣りをすることで、そんな生活から抜け出すことができます。

一歩間違えば命を落とすこともあるでしょうが、それでも安全な都市で朽ちるように老いていく生活をしているよりは、ずっと有意義な人生を送れるのではないでしょうか。

その結果、多少は早く死ぬことがあっても、充実した人生を送れたのですから大満足でしょう。

 

私にとって、釣りとはこのようなものなのですから、やはりこれからも時々は危なっかしい計画を立案せずにはいられないと思います。

何のお知らせもなく、このブログの更新が止まったら、何かの計画に失敗した時かもしれませんから、そんな時は、「いい人生を終えたのだな」と心のどこかで見送っていただけたら幸いです。