釣りにゃんだろう

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釣った魚に触りたくない人。

近頃、ちょっとだけ釣りブームがきているそうですが、初心者が実際に釣りをしてみたら、意外とつまらなかったり、嫌だったなんてことは起きていないのでしょうかね。

まず、思っていた以上に魚が釣れないので嫌になってしまう人がいそうです。
それから、釣り糸を結んだり、リールを操作するのが難しく、トラブルばかりで嫌なってしまう人もいそうです。
さらに、私が一番心配しているのは、釣った魚に触るのが嫌だったという人がいないかということです。

 

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魚は、魚種や環境によりその程度は違いますが基本的に生臭いものですし、一度手で触れるとその匂いがなかなかとれません。
服や持ち物も魚臭くなってしまうことが少なくありません。
せっけんや洗剤でちょっと洗ったところでは、そうそう完全にとれる匂いでもありません。

これは、都市生活に慣れた人にとっては、なかなか受け入れがたいことなのではないでしょうか。

 

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何を隠そう私も、結構魚を釣っているのに、未だに魚にはできる限り触りたくありません。
ちょっと触っただけでも魚臭くなり、川で洗ったくらいでは匂いがとれず、家に帰るまで一日中なんとなく魚臭い気がするのは、かなり嫌なものです。

それだけ嫌でも、たまにはちょっと持って写真に撮りたいような魚も釣れるわけで、その時は仕方なく持っています。

 

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ここまで極端ではなくても、世の中には魚を触ることに抵抗がある人が結構いるのではないでしょうか。
そういった人には、あまり釣りは向かないかもしれません。

去年、ほぼ初めて釣りをする人に釣りを教えた時、釣れた魚に触れたら「冷たくてプニプニして気持ち良い」と軽く感動していました。
これはちょっと珍しい反応であり、こういったちょっと変わった人が釣りには向いているのかもしれないと、私は思ったのでした。