昨年の10月に発表されたことですが、中禅寺湖周辺の県営駐車場が有料化されるそうです。
料金は500円で、歌が浜周辺の駐車場は、6時間を越えた場合は1,000円となるようです。
また、同時に湯川の釣り場に近い、赤沼駐車場も有料化される予定だそうです。
このようなことになったのは、早朝から釣り人の駐車で駐車場が埋まって観光客が利用できなかったり、禁止されている車中泊をする人が多かったり、枠外駐車する人がいたりといった問題に対応するためのようです。
確かに、キャンピングカーなどで乗り付け、明らかに泊まってるような車が沢山見られましたし、バスなどの大型車用の枠に乗用車で停める人も見られましたから、このような措置を取られることは仕方がないことでしょう。
これにより、中禅寺湖で釣りをする場合には、岸釣りの場合でも2,000円ちょっとの入漁料に加え、500～1,000円の駐車場料金が必要ということになります。
6時間で帰る人は少ないでしょうから、実質的には釣りをするには、必要なお金が1,000円アップしたということになります。
ただ、このようになったからといって、駐車場の混雑が緩和されるかは、微妙なところなのではないでしょうか。
車中泊や枠外駐車は減るかもしれませんが、釣り人は今と変わらずに早朝から駐車場に車を停めるしかないわけですし、「駐車場が有料化されたから釣りに来ない」という人は、滅多にいないはずです。
お金を払えば堂々と使えるとなれば、キャンピングカーを持っているような金持ちが、逆に何日も使って泊まるなんてことにもなるかもしれません。
まあ、やってみなければどうなるか分かりませんが、庶民的な釣り人側からすれば、どうしたって出費が増えますから、地味に痛い話となっています。
