釣りにゃんだろう

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中古のロッドを買う時には、フェルール(継ぎ目)の内側に注意。

中古のロッドを買う時には、表面に破損に繋がるような傷が無いか気にする人が多いと思いますが、一番重要なのは、フェルールのメス側の内部だと私は思います。

継ぎ目という部分は、一番負荷がかかる場所ですし、ここにヒビ割れなどがあると、折れてしまう可能性が高いと思います。

 

 

表面的な傷では意外とロッドは折れないものですが、内部から継ぎ目がやられていれば、使っているうちに壊れることは間違いないでしょう。

特にフライロッドなんかでは、ブランクの表面は問題無さそうでも、この部分がやられていることが多いので、注意が必要だと思います。

ちゃんとした業者が取り扱っている中古品なら、この部分は特に厳しくチェックしているはずです。

オークションなんかでも、業者が取り扱っている物は、きっちりとブランクの内側の写真をアップしてくれていることも多いです。

 

 

こういった所からなら、それなりに安心して中古ロッドを買うことができますが、オークションやフリマアプリなどで個人出品者から買う場合は、チェックできないことが多いです。

いちいち、「フェルールのブランクの内側を写真に撮って見せてくれ」と頼むのも迷惑でしょうし、安く買えるだけ、ある程度のリスクがあるのは我慢して、問題の無いものだと祈って買うしかないかもしれませんね。

家に商品が着いてから、ライトで照らしてでも確認してみて、問題がなかったらラッキーというものでしょう。

 

 

もし問題があったとしても、こういった取り引きはノークレーム・ノーリターンであることが多いですから、「ダメだったかぁ」と素直に諦めるしかないかもしれません。

まあ、ここで運を使わなかった分、今度釣りに行った時に良いことがあるかもしれませんし、あまりがっかりせずに頑張りましょう。