そろそろ関東地方では、桜の開花予報も報じられるようになってきました。
これからの季節、お花見とJリーグ観戦が、両方に楽しめる大宮公園を、お薦めしたいと思います。
大宮公園とは?
大宮公園は、埼玉県さいたま市大宮区と見沼区にある県営公園です。
埼玉県では最も歴史のある県営公園で、利用者数も県で一番だそうです。
アクセス方法は、東武野田線大宮公園駅または北大宮駅から徒歩7分、JR大宮駅東口から徒歩20分。
園内には小動物園、児童遊園地、体育館、日本庭園などがあり、35ヘクタールの面積があります。
緑も多く、それぞれの季節に美しい姿を見せてくれる公園ですが、最も有名なのは桜でしょう。
園内には1200本の桜が咲き、埼玉でも一番の桜の名所と言われています。
お花見シーズンには、出店も並び、日本の春ならでは賑わいをみせています。
と言っても、東京都心部の公園のお花見シーズンのように、大混雑し喧騒に包まれるということはありません。
ですから、レジャーシートを敷き、程よく仲間と騒ぐ、池の回りを歩きながらゆっくりと見事な桜の枝ぶりを眺めて味わう、といったことが可能です。
こんな大宮公園内には、もう1つ有名なスポットがあります。
大宮公園サッカー場です。
大宮公園サッカー場とは。
大宮公園サッカー場は、現在は命名権を、埼玉のFM局「NACK5」が取得し、NACK5スタジアム大宮と呼ばれています。
NACK5スタジアム大宮は、大宮アルディージャが本拠地としており、桜のシーズンにも、もちろん試合が行われています。
ですから、Jリーグ観戦のついでにお花見、お花見のついでにJリーグ観戦ということが可能なのです。
特にアウェーチームのファン・サポーターの方は、このことを知っておいて損はないでしょう。1日の予定の中に、花見をプラスすれば、より濃い1日にすることができます。
また、公園に来るのが花見目的で、普段Jリーグを見たことのない方にも、NACK5スタジアム大宮はお薦めです。
NACK5スタジアム大宮は、サッカー専用スタジアムで、ピッチと客席が近く、とても迫力がありお薦めです。
またクリーンで安全なJリーグですが、このスタジアムは特に平和なので、親子連れでも安心して観戦できます。
ゴール裏以外の全座席は指定席となっていて、あらかじめチケットを購入しておけば、ギリギリまでお花見を楽しんでも、確実にゆっくり座って観戦できるのも良いですね。
歴史のある大宮公園サッカー場。
このサッカー場、実は歴史が古く、ある1960年に開場した日本最古のサッカー専用スタジアムと言われています。
1979年にはワールドユース日本大会の会場となり、あのディエゴ・マラドーナが国際大会デビューを果たした土地となっています。
2003年に埼玉県からさいたま市に所有権が移り、
2006年から2007年にかけて全面改修が行われて、現在の姿になりました。
改修から10年が経ちましたが、まだまだ綺麗で居心地の良いスタジアムですから、一度訪れてみてはいかがでしょうか。