釣りにゃんだろう

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釣り初心者には、ユニノットよりクリンチノット。

ルアーなんかを結ぶ時に使われるノットの代表的なものに、ユニノットクリンチノットというものがあります。

どちらも、ちゃんと結べれば充分な強度があるものですから、好き方を使えば良いものだと思います。

私は、なんとなくユニノットの方が好きで、それで困ったこともないので、ユニノットを使うことが多いのですが、これを釣りが初めてのような人に教えようとすると、なかなか難しいです。

 

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そんなに複雑な構造をした結び方ではないのですが、実際に細いラインを目の前で結びながら説明しても、ごちゃごちゃとして見えるせいか、なかなか理解してもらえません。
太い紐でやってみせるとか、紙に絵を書いて構造を理解してもらうとかしないと、なかなかいきなり初心者の人が結ぶのは難しいようです。

 

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これに比べるとクリンチノットは、ずっと初心者には理解しやすいようです。
「ぐるぐるよじって、根本に通して、もう一回輪になっているとこれに通す」という結び方も、ユニノットよりは手先の器用さも求められないようで、誰でもすぐに覚えられるようです。
子供なんかでも、ユニノットよりは圧倒的にすぐに結べるようになります。

クリンチノットは、ちゃんと結べていないとスッポ抜ける可能性があるので、できればユニノットの方が良い気もするのですが、そもそもラインを結べなかったら釣りが始められませんから、超初心者に釣りを教える時は、とりあえずクリンチノットを教えることに私はしています。