釣りにゃんだろう

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その釣りに爆発的な喜びはあるか。

南米なんかのサッカーの試合で得点が入ると、ゴール裏の観客達が「イエーイ!」と前に一気に押し寄せて、人間が雪崩のように崩れ落ちていることがあります。

確実に得点が入るごとに怪我人は出てるでしょうし、下手したら死人も出そうなものですが、あの情熱的な反応は分からなくはないですね。

サッカーでゴールが決まった瞬間は、観客なら誰だって爆発的な喜びを感じますし、それが感情表現が豊かなラテン系の人々なら、もうとんでもないことになり制御不能でしょう。

さらに、優勝がかかった試合とかダービーマッチだったとしたら、どうなってしまうか分かったものじゃありません。

 

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このように、人間というものは、本当に爆発的に嬉しい瞬間には、我を忘れるほど狂喜乱舞してしまうものなのです。

釣りなんかでも、本当に嬉しい魚が釣れた時には、叫んでしまいたくなる人は、多いのではないでしょうか。
会心の魚が釣れた時は、サッカーのゴールが決まった時のような爆発的な喜びが感じられますし、もうロッドも何もかもぶん投げて喜んでしまいたくなってもおかしくないはずです。

しかし、こんな喜びがどんな釣りでも感じられるかというと、そうでもないでしょう。

 

 

 

ワカサギが釣れたからって叫んで走り回る人はいないでしょうし、ヘラブナが釣れたからって桟橋を転げ回る人はいないはずです。

やはり、なかなか釣れない希少性があったり、ある程度の大物が釣れるような釣りでないと、心の底から「イエーイ!」とはならないのではないでしょうか。

私は、どうせ釣りをするなら、サッカーのゴール裏で人間雪崩が起きるのと同じような大きな喜びを感じたいですし、そんな喜びを感じられる可能性がある釣りをしたいと思います。

ですから、ちまちまと数釣りをするような釣りは、できる限りやりたくはないと思っています。

まあ、釣りというやつは、やればやったで何でも面白いわけですが、まずは爆発的な喜びがある釣りを第一優先に選びたいものです。