釣りにゃんだろう

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釣りに三角関数の知識は必要か。

ちょっと前に、大学入学共通テストがどうしたこうしたと大騒ぎしていましたね。
コロナのこともありましたし、受験生の皆さんは、なんだか大変な年だったことでしょう。
嫌々勉強していた人の中には、「こんな勉強をしたって、生きていく上では何の役にも立たない」と思い、うんざりした人もいるんじゃないでしょうかね。

かなり古い「受験生ブルース」という歌の歌詞にも、「サインコサイン何になる~」というものがありましたからね、受験生のこういったやるせない気持ちというものは、昔から変わらないものなのかもしれません。

 

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しかし、しかし、ですよ。
現実には、受験とは何の関係もないような釣りをする時にさえ、ちょっとした数学の知識が必要になってくることがあるのです。

これは、水中からの水面に浮かんだフライの見え方の説明ですが、この話を理解するにはタンジェントの知識が必要です。

釣りというやつは、釣り場で起きている現象を分析するために、このようなごく簡単な数学や理科の知識が必要になることが、それなりにありますから、子供の頃の勉強が役立つことがあるのです。

 

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ですから、「僕はプロアングラーになるから、学校の勉強や受験勉強なんてどうでもいいんだー」とか思っている人がいるなら、ちょっと考え直した方が良いでしょうね。

それに、勉強したことが直接必要にならなかったとしても、「勉強するために頭を使ったこと」は必ず物事を考える力をつけますし、そのことは論理的にどうしたら魚が釣れるか考えることに役立つでしょう。

 

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毎日何時間も勉強した方が良いとは思いませんけどね、釣りが好きな子供達は、ちょっとは勉強しておいた方が良いと思います。

私も大人になってから、もっと勉強しておけばよかったと後悔したことがいくらでもあります。

こういったみっともないおじさんにならないためにも、勉強できる環境があるのなら、それを利用しないのはもったいないですよ。