釣りにゃんだろう

猫のように気まぐれに 独断と偏見に満ちた釣り情報をお届け

カーディナルのラインローラースクリュー用の工具を自作。

インスプールのカーディナルのラインローラーは、ちょっと変わったネジで止められています。

これを回すため、先割れしたマイナスドライバーのようなものが必要になります。

所謂オリジナルと呼ばれる古い物には、専用工具が付属していたようですが、復刻物には付いていません。
また、中古でオリジナル物を買っても、工具が付いていないことがほとんどです。

カーディナル66など大型のものは、市販されている工具でもピッタリハマる物がありますが、日本で多くの人が使っている33や44では、ホームセンターなど身近な場所に行っても、使えそうな物があまり売っていません。

カーディナル33などのラインローラースクリューを外したい時、どうしたら良いのでしょうか。


買うか作るか。

f:id:nyandaro:20200218142436j:plain

まず、このような状況に目を付けたのか、いくつかの小規模な釣り用品メーカーから専用の工具が発売されています。

これを買えば間違いないのですが、広く売られているわけではなく、また値段も意外と高いです。


そこで有名な方法として、ルアーのスプーンを使って作る方法があります。

要らないスプーンの頭をペンチなどで切れば、ちょうどネジにハマるようになるというわけです。

しかし、スプーンも近頃はなかなか値が張るものですし、要らないものでも壊すとなると、なんだかもったいない気がしてきてしまいます。

 

 

f:id:nyandaro:20200218142121j:plain

そこで、私が利用したのはダイソーのスプーンです。

これなら100円ですから、気兼ねなく切断することができます。
100円でカーディナル用の工具を買ったと思えば、とても得した気分にもなってきます。


カーディナルのラインローラー用工具自作のコツ。

f:id:nyandaro:20200218142300j:plain

このダイソーのスプーン、意外と柔らかい素材なので、簡単にペンチで切断できて、工具自作にはピッタリのようです。
柔らかいということは、ネジを傷める心配も少ないでしょう。

切断する時は、スプーンの穴の開き具合を見て、ちょうどよさそうな所に狙いを定めて切ります。
ネジへのハマり具合を確認しながら、ちょっとずつ切断していった方が良さそうです。

また、切断面をちょっと押し拡げることで、よりネジにハマりやすくなります。

そんなに難しい作業ではないですが、不器用な人などは失敗する可能性があります。
100円の物とは言え、何回も失敗してゴミにしてしまっては勿体ないですから、自信のない場合には、市販のカーディナル用専用工具を買った方が良いでしょう。