ちょっと前に、琵琶湖でビワマスをボートからジギングで釣る様子をテレビで見かけました。
ビワマス釣りというと、ほぼトローリング一択といったイメージですが、ジギングでも釣れないことはないようでした。
50グラム程度のメタルジグを使い、魚探で反応のある層を中心にシャクってくるというシンプルな釣りでしたので、トローリングのように特別な道具は必要ないようでした。
これで綺麗なマスが釣れるのですから、やってみれば面白いと思う釣り人は多いのではないでしょうか。
それほど数は出ないようでしたが、自分でシャクって釣る一匹はトローリングで沢山釣るよりも満足感があると感じる釣り人は多いでしょうし、これから人気が出る可能性はあると思います。
まだまだ釣り方も確立されていないらしく、探究しがいがありそうなところも魅力的です。
タングステン製などのもっとフォルムの小さなジグを使ってみるとか、フェザーをたっぷり使ってフライに近いものにしてみるとか、まだまだ改善の余地はありそうな釣りでしたから、やりがいは充分でしょう。
ただ、船からのビワマス釣りというものは許可制のため、基本的には遊漁船をチャーターしないとできないという点が、ちょっとだけハードルが高いでしょうか。
しかし、ビワマスと似たような魚である、中禅寺湖のホンマスや木崎湖のキザキマスを釣るには、入漁料以外の特別な許可を必要としませんから、同じように釣ってみても面白いかもしれません。
もうすでにやっている人もいるかもしれませんし、かなり確率は悪い釣りかもしれませんが、誰でもロッド一本、ルアー一個あれば試せるのですから、こういった湖で船に乗る機会がある人は試してみてはいかがでしょうか。