少し前にテレビでニュースを見ていたら、オニツカタイガーという靴の会社の新戦略の話をしていました。
Z世代と呼ばれる、より若い世代に流行らせるために、あえて製品の特徴であるストライプのラインを入れないデザインの物を作ったとのことです。
そうした理由は、若い人達はどこの会社か分かるようなロゴを嫌う傾向があるからだそうです。
この話を聞くと、じゃあダイワはどうなるんだ?と、私は思ってしまいました。
ダイワという釣り具会社は、少し前にロゴマークを新しくして、それからはこれでもかと製品に大きく入れまくっています。
ウェアなんかは、どこからどう見ても、ダイワの製品だと分かるものばかりですし、オニツカタイガーが言い出したこととは真逆のことをやっています。
私は、Z世代ではありませんが、確かにどデカイ「D」の字が入ったウェアなんかは、どうしてもダサく見えてしまいますし、お金を渡されても着たくありませんね。
やはり、あまりにロゴマークを全面に出し過ぎるのは、悪手なのではないでしょうか。
ところが、釣り場では意外にも若い世代のダイワのウェアを着た人達を、それなりに見かけることがあります。
最近では、むしろ若い人達の方が、堂々とダイワのウェアを身につけている気がしますし、「Z世代がロゴを嫌う」というのは、どうも釣りが趣味の人達には当てはまらないのかもしれません。
まあ、釣りをする人達の中には、何万円もするオニツカタイガーの靴を買うようなお洒落な人は少ない気がしますし、ロゴを嫌うZ世代が居る世界とは別の世界の話ということなのではないでしょうか。