つい先日、すぐ近くを通ったので「去年は大きなハコスチが釣れて、結構面白かったな。今年はどうだろうか?」と思い、利根川の冬季ニジマス釣り場に立ち寄ってみました。
すると、今年は去年とは違う意味で、ちょっと面白いことになっていたのでした。
朝から「ここで去年はよく釣れたんだよなぁ」という場所に流し込むと、狙い通りにガンっと魚が掛かります。
「よし!」と思ってアワせて、大きなハコスチ特有のガンガンギュンギュン走るのに身構えてみたものの、ろくに引かないのです。
多少はジャンプしたりするものの、すんなり寄せてこられた魚は、お世辞にも良い魚とは言えない30センチ程度のもの。
去年は、このような小さな魚は釣れなかったので、「これくらいの魚も逃がされているのだな」と思い、やる気なく写真を撮りリリースしました。
気をとり直して釣りを再開してみたものの、ここから釣れども釣れども35センチ程度の魚が釣れるばかりで、去年釣れたような立派な魚は釣れません。
結局、11時前までで2桁は魚を掛けましたが、釣れたのは全て小さな魚だけでした。
重さで考えれば、昨年よく釣れた魚の半分から3分の1程度の魚ばかりでした。
たまたま私が大きな魚が釣れなかっただけかもしれませんし、これから大きなハコスチを逃がすのかもしれませんが、明らかに去年とは様子が違うことは確かだと思います。
考えてみれば、昨今は魚の飼料が値上がりしているそうですし、電気料金も値上がりしているわけですし、養殖魚の値段もかなり値上がりしているはずです。
しかし、釣り場の料金は去年と変わらないわけで、もしかしたら経費の問題で、昨年のように大きな魚を沢山は逃がせなかったという可能性も、あるのではないでしょうか?
あくまでも、私がちょっと釣りをしてみたところだけの推測の話でしかありませんが、あらゆる物が値上げされると、こんな釣りの場面にも影響がでてくるのかもしれないと、考えさせられた1日でした。