釣りにゃんだろう

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ロッドは小継ぎなほど楽しい。

私はパックロッドというやつが昔から結構好きで、一時期はパックロッドだけを持って電車やバスで釣りをする旅に出ていたりしたのですが、あれには独特な愉しみがあると思います。

 

 

小さくコンパクトに携行して、それをちょこちょこと継ぎ準備をすのは、なんだかスパイ道具のような「わくわくドキドキ感」があります。
そして、それで魚が釣れれば、より達成感を感じられる気がします。

それに、長くかさばる竿を持ち運び本格的に釣りをするよりも、パックロッドでちょちょっと釣ってしまった方が、大人の余裕みたいなものが感じられて粋だと思います。

 

 

パックロッドには、交通機関を使った移動や険しい釣り場での移動に便利といった実用的な面での利点もありますが、それだけでなくこういった心理的な風情の面でも魅力があると思います。

近頃の私は、準備が楽だからと長いロッドを車に詰め込んで出掛けてばかりになとてしまっていますが、そろそろパックロッドを小脇に抱えて旅に出るような、心に余裕を持った釣りをもう一度してみようかと思っています。