なにやら聞き慣れないクメール語という言葉の公式Facebookページで、藤枝MYFCがいいね!を大量にゲットしました。
藤枝MYFCとは?
藤枝MYFCとは、Jリーグの3部であるJ3に所属するサッカークラブです。
藤枝と言えば、サッカー所の静岡でも清水と並ぶサッカーの聖地。
長谷部誠もゴン中山も藤枝市出身です。
藤枝MYFCは2009年に設立された若いクラブ。
それまで藤枝ネルソンCFというクラブを母体に設立され、世界で二つ目のネットオーナーシステムを採用し話題となりました。
ネットオーナーシステムとは、有料ネットオーナーの会員が、議論や投票をして、人事や戦術や運営をするものです。
謂わば、リアルサカつくと言ったところでしょうか。
Jリーグを目指す過程で、2010年には静岡FCと統合。
2012年よりJFLに昇格。
2014年からJ3リーグを戦っています。
現在では、ネットオーナーシステムは廃止されています。
今シーズンからカンボジアのメッシが加入。
今シーズンから、チャン・ワタナカというカンボジア選手が期限付き移籍で加入しています。
ワタナカ選手は、カンボジアのメッシと言われるほどの、同国では人気のある代表選手。
クメール語って?
ワタナカ選手の加入に伴い、藤枝MYFCはクメール語のFacebookページを開設しました。
そして、この度このページが、3万いいね!を獲得しました。
クメール語はカンボジアの公用語で、そのままカンボジア語とも呼ばれます。
カンボジアでは、人口の9割のクメール人が使用。その人数は約1400万。
他にも、隣国や移住者などで、220万人ほどの話者がいます。
この話者の人口から考えてみると、3万いいね!というのは、かなりの数字ではないでしょうか。
カンボジアでのサッカー人気、ワタナカ選手の注目度が、いかに高いかが十分分かります。
Jリーグの東南アジア戦略。
近年Jリーグは、東南アジアでの人気獲得に力を入れてきました。
東南アジアは、急速な経済成長を遂げており、サッカー人気も非常に高いため、放映権などの収入源として狙い目だからです。
Jリーグとしてはタイリーグとの提携、クラブ間でも提携などが多く見られます。
また、東南アジアの有名選手を獲得するケースもよく見られるようになっています。
ベトナムの英雄的ストライカー、レ・コン・ビン は2013年にコンサドーレ札幌でプレー。
オランダ産まれのインドネシア人のスター、イルファン・ハリース・バフディムは、2014年にヴァンフォーレ甲府、2015年と2016年は、コンサドーレ札幌でプレーしています。
ベトナムのメッシと呼ばれるグエン・コン・フオンは、2016年に水戸ホーリーホックでプレー。
タイのメッシと呼ばれるチャナティプ・ソングラシンは、今シーズンの夏にコンサドーレ札幌へ移籍することが内定しています。
各国のメッシと呼ばれるようなスター選手が来日していますが、現時点では大きな成功をおさめられていないのが現状です。
今シーズンのカンボジアのメッシとタイのメッシの活躍に期待がかかっています。
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