国際サッカー連盟(FIFA)が、来年夏にロシアで行われるコンフィデレーションズカップに肥満者専用シートを用意したと発表しました。購入にはBMI値の基準をクリアする必要があるそうです。
コンフィデレーションズカップとは?
各大陸の代表のナショナルチームが集まって行われる国際大会です。
日本では、通称コンフィデと呼ばれています。
2001年の日本・韓国大会からは、W杯のプレ大会として行われています。
あれからもう15年以上たったのか…と、私なんかは遠い目をしてしまいますね。
肥満者専用シートを導入。
W杯のプレ大会ということで、今年の6月にロシアでコンフィデレーションズカップは開催されます。
その大会の座席に肥満者専用席を用意したと、FIFAは発表しました。
その席は、通常のシートよりも幅が広く作られていて、購入にはBMI値が35㎏/㎡以上であるという医師の診断書が必要とのこと。
BMIが高いと、何かと問題視される現代社会において、高くないと買えない、しかも診断書まで必要というものも、なかなか珍しいのではないでしょうか。
BMIとは?
BMIとは、ボディマス指数というもので、その人の身長と体重から計算される体格指数です。
つまり、どれくらい太っているのか、数字で表すものです。
算出方法は、体重(㎏ )を身長の2乗(㎡)で割って出されます。
この数字がどれくらいから肥満とされるかは、国によって基準が異なります。
日本では成人の場合、22を標準体型とし、25以上を肥満、18.5以下を低体重としています。
ということは、今回の基準の35というのが、なかなかなハイレベルな数値であることが分かります。
サッカーと肥満の関係。
統計をとったわけでもなく、あくまで私個人の感覚ですが、サッカーの試合の会場には肥満体型の人が多い気がします。
この原因として、サッカー観戦という一連のイベントでは、食事や飲酒の誘惑が非常に多いことが考えられます。
熱心なファン、サポーターは、開場の何時間も前から並び待っています。
待ちながら、食べたり飲んだりします。
開場して、席につくと、試合開始までの間、スタジアム内の売店で買い食いをし、食べたり飲んだりします。
Jリーグでは、「スタグル」と呼ばれるほど、食に力を入れている会場も多いです。
試合中、跳んだり歌うスタイルの人達以外は、不安と興奮から食べたり飲んだりします。
試合後、勝てば歓び、負ければ愚痴りながら、食べたり飲んだりします。
このようなサッカー観戦を行った場合、肥満に繋がることがあるのではないでしょうか。
自由席で空席がある場合なら問題無いと思いますが、W杯のような全席指定、基本的に完売、といった試合の場合、通常の席に収まりきらない肥満の方が困ることがあるのではないでしょうか。
それを考えての今回の肥満者専用シート、どのような反響を呼ぶのか注目です。
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