釣り場にはよく、「あのおじさんは、いつ来ても居るな」というような人が居るものではないでしょうか。
いつ来ても見かけるということは、たまたま来る日が被ったのではなく、おそらくそのおじさんは、ほぼ毎日来ているのだと思います。
仕事をサボって釣りをしているのか、もうリタイアしたのか分かりませんが、なかなか羨ましいものです。
そんなに時間があるなら、もっと色々な場所に行ってみれば良いのにとも、私は思ってしまいますが、もうすでに色々な場所でやり尽くしてしまって、最終的に一ヶ所に落ち着いたという可能性もありますね。
そんな釣り場に毎日いるおじさんは、他の釣り場ではどうかは知りませんが、その釣り場においては、一番釣り場の状況や釣り方に詳しい人のはずです。
毎日毎日、釣り場を観察し続けているのですから、「こんな時は、こうすれば釣れる」ということを知り尽くしているプロでしょう。
私は、釣りは好きですが釣り人は嫌いですから、あまり釣り人に話しかけるということはありませんが、毎日居るおじさんと仲良くなれば、かなり有益な情報が得られるのではないでしょうか。
びっくりするような大物を釣るのは、毎日来ているような人だったりすることも多いですし、その釣り場に通いつめた人ほど、その釣り場に強い人はいないはずです。
どうしても魚が釣りたかったら、釣り場に毎日居るようなおじさんと仲間になるのは、悪くない作戦なのではないでしょうか。
まあ、私はそんなおじさんと話すくらいだったら、魚が釣れない方がマシなので、自分から近づくことはしませんけどね。