釣りにゃんだろう

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魚のサイズの1センチや2センチの違いなんて、どうでもよいのではないか。

釣り人というものはメジャーを持っている人が多く、せこせこと釣れた魚のサイズを計測するものです。

そして、30センチあったとかないとか、自己記録更新だとか、数センチの差で喜んだり残念がったりしていたりするわけですが、私はそんな些細な魚の大きさの違いはどうでもよい気がしてしまいます。

 

60センチの魚と80センチの魚だったら、「サイズが違うな」と、その差がしっかりと実感できますが、数センチの差なんて測り方次第で変わってしまいますし、誤差の範囲内なのではないでしょうか。

私は28センチのヤマメと31センチのヤマメなら、どちらが釣れても変わらずに嬉しいですし、どちらか片方しか釣れないと言われたら「どちらでもよい」と思ってしまいます。

60センチのニジマスと64センチのニジマスでも、「どちらでもよい」と思ってしまいますし、少なくとも5センチ以上は差がないと、サイズが違うとは認識しないようです。

 

そもそもが、釣りというやつは魚の大きさばかり気にしているとつまらなくなりがちですし、それを数センチ単位までこだわりだしたら、もっとつまらなくなってしまうものでしょう。

魚の細かい大きさにこだわらなければ、魚が釣れた時に素直に喜べることが増えますから、余程大きな魚が釣れた時以外はメジャーを取り出さない方が、ずっと心が充実した釣りが行えるのではないでしょうか。

私は魚が釣れても、所謂手尺でだいたいの大きさを測るだけで、メジャーをバッグのポケットから取り出すことは、年に一回あるかないかです。

そのおかげで、そこまで魚の大きさを気にせずに、まあまあ楽しく過ごせている気がします。

 

今でも「大きいやつが釣りたいな」と強く思い、心が貧相になってしまうことがありますが、もし数センチ単位まで気にしていたら、もっと心が貧しい釣り人になってしまうと思います。

釣れた魚のサイズなんて、「だいたい何センチ」程度くらいの認識で、ちょうど良いのかもしれませんね。