釣りにゃんだろう

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釣りの世界には、「日本一」が何人もいる。

鮎釣りや磯釣り(メジナ)やヘラブナ釣りや投げ釣り(キス)なんかは、釣りの大会が毎年行われていて、全国大会で優勝すると、その人は日本一ということになります。

しかし、こういった大会はメーカーごとに行われているために、実際にはその年の日本一の人が何人もいるという状況になっています。

これでは、本当に日本一だとかチャンピオンだとは言えないのではないかと、私は思ってしまいます。

 

そもそもがメーカーの宣伝に利用されるような大会で、他人と釣りを競うなんて、まともな人間がやることではないと思いますが、それが本当に日本一とも言えないようなものだとなれば、さらにバカらしく思えてきます。

これでは、実際には「そのメーカーの信者の中の一位」というだけでしょうし、えらく品がなくショボい栄光と言えるのではないでしょうか。

 

本当にチャンピオンを決めるなら、せめて各メーカーの大会の上位者を集めて統一戦をやるべきなのではないでしょうか。

そこで優勝した人が使っている道具のメーカーは、人気が出るはずですし、それこそ本当に良い宣伝になるはずです。

 

まあ、逆に負けたらかなりのマイナス効果になるかもしれませんが、自分達のムラだけでチャンピオンを決めている現状では、一部のメーカーの信者のような顧客にしかアピールできないのですから、ろくに宣伝にはなっていないはずです。

本気で自社の製品に自信があり、本当に宣伝をしたいのだったら、メーカーの垣根を越えた本当の全国大会を行うべきなのではないでしょうかね。