釣りにゃんだろう

猫のように気まぐれに 独断と偏見に満ちた釣り情報をお届け

0番や1番のフライロッド。

私は持っていませんが、世の中には0番や1番といった超低番手のフライロッドがあるらしいです。

これは、ルアーロッドで例えるなら、スーパーウルトラライトといったクラスで、オイカワや15センチ程度のヤマメやイワナの小魚を釣るのに適したものです。

 

このような超低番手のロッドは、それなりに人気があるようで、ヤフオク!なんかでもフライロッドの中では売れ筋の商品です。

確かに、身近な釣り場では15センチ以下の魚しか釣れないというような人は結構いるのでしょうし、そこで最適な道具を選ぶとなれば、0番や1番のロッドが欲しくなる人が多いのも納得できます。

しかし、そういった姿勢で釣りをするのは、なんだか惨めじゃないでしょうかね。

15センチ以下の魚というと、ほぼ稚魚みたいなものです。
釣り場によっては採補禁止とされるようなサイズです。
そういったサイズの魚を釣るのに専用の道具を揃えるなんて、あまりにセコい釣りをし過ぎではないでしょうか。

 

釣れる魚が小さ過ぎるから、それに合わせて道具もショボくして「小さな魚でも楽しめる」と言うなんて、意地汚さ過ぎるでしょう。

釣れる魚が小さ過ぎるなら、もう少し大きな魚が釣れる場所に、自分が動いていけばよいだけの話ではないでしょうか。

「たまには、ちょっと小物釣りをして癒される」程度ならよいでしょうが、小魚専用の超ライトタックルを揃えだしてしまったら、もう釣り人としては終わりだと思います。

小魚を釣る時には、魚が掛かってもあまり楽しくもないようなタックルを使って、「ああ、こんな釣りばかりしてはダメだな」と思い直すくらいでちょうど良いと思います。