釣りにゃんだろう

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卒業式の定番曲って、にゃんだろう?

3月の初旬と言えば、各地で高校の卒業式が行われる季節。

卒業ソングなんて、ジャンルがあるくらい、卒業式は音楽とは切り離せられない、深い関係があるようです。

卒業ソングトップ3

卒業ソングというと、やはり切なく、甘酸っぱい青春の香りのするものが多いですね。

みなさんも、胸がキュンとするような経験をして、さらに卒業ソングを聞いて感極まってしまったようなことが、あるのではないでしょうか。

ちなみに、私は男子校だったために、胸キュンなんてものは、これっぽっちもありませんでした。ズボンのチャックを全開にして、パンツを覗かして写真に写ったくらいの変態的な思い出しかありません。

合唱曲「旅立ちの日に

1991年に埼玉県の中学校の教員達が、生徒に贈るために作った曲です。
今ではSMAPなどにもカバーされ、教科書にも載る定番ソングとなりました。
この曲を知っているかが、昭和世代と平成世代を分けると言っても過言ではないのでしょうか。

いきものがかり「YELL」

活動休止が発表されたいきものがかりが、平成21年度のNHK全国学校音楽コンクール(通称Nコン)の課題曲として作ったものです。

このNコンの課題曲は、他にも卒業ソングをいくつか産み出しています。
ゆず「友~旅立ちの時~」
アンジェラ・アキ「手紙~拝啓十五の君へ~」
などです。
卒業を意識していなくても、学生向けに作られたメッセージ色の強い楽曲は、自然と卒業式にマッチしてくるようです。
今後もNコンの楽曲は、卒業ソングとして歌い継がれていく可能性が高いですね。

レミオロメン「3月9日」

山梨県出身のバンド、レミオロメンが2004年に発表した曲です。
メンバーの友人の結婚式の日を祝うために作られました。
沢尻エリカ主演のドラマ「1リットルの涙」でも使われました。
この曲のMVには、先日引退を発表した堀北真希が出演し、初々しい姿を見せています。

他にも、AKB48「桜の栞」「365日の紙飛行機EXILE「道」など、 ナウなヤング達に人気のあるグループの曲も、当然定番となりつつあるようです。

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永遠の定番「仰げば尊し

このように卒業ソングと言うとJ-POP全盛の時代に、しぶとく歌い継がれている曲があります。
1884年に発表された仰げば尊しです。

1884年というと明治17年です。昨今は若者の間では歌われる機会も減り、知名度は落ちつつありますが、今だに歌い続けられているから脅威的です。

仰げば尊しは何を歌っているのか。

この曲の歌詞には古語が使われていて、若干意味が分かりにくいものとなっています。

とてもとても簡単に言うと、「先生は偉大でしたよ、ありがとう。あっという間だったね。さようなら」という内容です。
昨今の卒業ソングにも見られるような「忘れないよ、ずっと友達、別れてもがんばろう」ということも歌われています。

私の卒業した学校は、生徒と教師は対等な一人の人間と考えられていたため、「先生は偉大」という上下関係が歌われたこの曲を、習ったり歌ったり耳にする機会は、一度もありませんでした。
あえて歌うなら、パンクバンド、ザ・スターリンのバージョンの「仰げば尊しという雰囲気でした。