釣りビジョンというチャンネルの番組審査会みたいなものの議事録を読んでいたら、視聴者から「番組で利用していた釣り船が、反社会的勢力の人がやっているものではないか?」というクレームがあったという議題がありました。
そんな指摘を受けて調べた結果、現役ではなく元反社だったので、まあ良いのではないかということになっていましたが、船宿にはそういった所が多いので、今後は気をつけましょうというような結論になっていました。
このように、事実として釣り船には、元ヤ○ザのような人が多いようです。そう考えてみると、ちょっと荒っぽい雰囲気の船長なんかが、よくテレビに出ているのも納得ですね。
まあ、近頃は若い釣り好きの人が始めた新規の遊漁船も増えているようですから、昔よりはその比率は減っているのかもしれませんが、釣り船というものは、露店商なんかと同じように、昔からヤ○ザっぽい商売だったのかもしれません。
だからと言って、それがそんなにいけないことなのかと、私なんかは思ってしまいますね。
どんな人だって、働いていかなければならないのですし、その収入が反社の資金源になるかもしれないとしても、僅かなものでしょう。
それに、ああいった人達は、基本的に一般人には迷惑はかけてはいないですから、そんなに目くじらをたてなくたって…と思ってしまいます。
ましてや、足を洗った元ヤ○ザなのだったら、何の問題もないでしょう。
一生懸命、真面目に釣り人の相手をして日々暮らしている人を、あれこれ非難する必要は全くないはずです。
そんなわけで、私は釣り船の人が、ヤ○ザだろうと元ヤ○ザだろうと、気にすることはないと思います。
むしろ、そういった日頃接する機会がないような人達と一緒に、釣りという一つの目標に向かって頑張れるのなら、それはそれで貴重で素晴らしい経験だと思うのですが、どうでしょうか。