釣りにゃんだろう

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身近なワールドクラスの釣り。

下の写真は、私が今年本州の川で釣ったマスですが、なかなか立派な魚でした。

全身筋肉の横綱体型といった感じで、これがゴーゴーと流れる川の中を突っ走るものですから、ギリギリの闘いを強いられたものです。

これだけ立派な魚は、世界中どこでも釣れるわけではないでしょうし、釣れない場所の方が多いのではないでしょうか。

 

 

大きなシートラウトが釣れることで有名なパタゴニアとかアイスランドに行っても、運が悪ければこれより情けない魚しか釣れないことだってあるはずです。

そう考えてみれば、充分にワールドクラスな良い魚だと言うことができそうです。

それだけの魚を、この人口密度が半端なく大都市だらけの日本で釣れてしまうのですから、これはなかなか恵まれたことなのではないでしょうか。

しかも、私はこの魚を釣るために何日も粘ったわけではなく、たった一日釣りに行っただけですし、近頃はこれくらいの魚を釣っている人は、私以外にも沢山居るようですから、そんなに珍しい釣果でもないわけです。

 

 

集中豪雨とか夏の異常高温とか外来魚の駆除とかで、いつこういった魚が釣れなくなってもおかしくないわけですが、少なくとも今の日本は、身近な場所でワールドクラスの釣りができる状況なわけです。

繰り返しになりますが、この状況はいつ失われてもおかしくないですし、長続きする可能性は低いでしょうから、とにかく今のうちに楽しんでおくことが大事だと思います。

来年とか再来年とかに釣ろうと思っても、もうダメになっている可能性も十分にあるのですから。