昨今は、円安や原材料費・輸送費の高騰などが原因で、世の中のあらゆる物が値上げされていますが、釣り具もこれからどんどん値上げされていくでしょうね。
材料が国産で製造も日本なんて釣り具は滅多にないわけで、食糧自給率のように釣り具自給率みたいな数字を出したら、かなり低くなるのではないでしょうか。
ですから、あらゆる釣り具がこれからも、さらに値上げされていくはずだと思います。
特にフライフィッシングに多い海外メーカーのロッドやラインなんてものは、昨今の円安具合などを考えれば、ちょっと前の2倍くらいの値段になる日も、そう遠くない日な気がします。
それでは、これがまた1ドル100円というように大幅に円高になったりして、釣り具の価格が安くなることがあるかというと、私はもうそんなことはないのではないかと思いますね。
基本的に日本という国は、経済的にはオワコンな国ですし、これ以上経済的に良くなる要素は皆無でしょう。
じわじわと貧しい国になっていくだけでしょうし、多少の上下はあるにしても、基本的には日本円の価値は下がっていくだけだと思います。
何をどうしようが、資源もなく、老人だらけで人口が減っていくだけの国はそうなるのが当たり前ですし、経済的にも寿命が近いのですから、仕方ないことだと思います。
そういった状況が嫌な若者は、どんどん日本から脱出していくでしょうが、皆が皆そうできるわけではないですし、これから先もこの国で暮らす人達は、ひたすら経済的にダメになっていくこの国でなんとか暮らすしかないのでしょう。
そんな状態なのですから、この国で暮らしていくのなら、もう経済的な成功に幸せを求めるのは無駄だと、私は思いますね。
必死で働いても、給料はろくに価値のない日本円を渡され、その上に何をするにもお金が掛かりまくるのですから、もう何のために生きているのか分からなくなるのではないでしょうか。
これからは、ほどほどに働いて、あまりお金をかけずに人生を楽しむような生き方をした方が、ずっと幸せだと思います。
それこそ、みっちりと働いて豪華な家や車を買おうとするよりも、ほどほどに働いて多少貧乏でも好きな釣りでもして暮らす方が、ずっと幸せなんじゃないでしょうか。
釣りをするにもお金はかかりますし、釣り具もどんどん値上げされていくでしょうが、中古品を使ったり古いものを大事に長く使ったりすれば、あまりお金は掛からないものですし、これからのあくせく働いてたってどうにもならない時代には、最適な趣味だと私は思います。