4年連続J1残留、攻撃的サッカーの模索、元オーストリア代表ボザニッチ選手の獲得など、地方クラブながら地道に進化を遂げるヴァンフォーレ甲府。
山梨県も球技専用スタジアムの建設を検討しており、更なるサッカー熱の高まりに期待されています。
現在のホームスタジアムは、小瀬陸上競技場。
現在ヴァンフォーレ甲府は、小瀬陸上競技場を試合会場として使用しています。山梨中央銀行がネーミングライツを取得し「山梨中銀スタジアム」と呼ばれています。
山梨県小瀬スポーツ公園内にあり、陸上競技場の他にも体育館、野球場、武道館、アイスアリーナがあります。これらの施設で、Jリーグ開催日に、Vリーグや高校野球などの試合が行われると、通常よりも駐車場や道路が混雑するので、注意が必要です。
1985年竣工と古く、スタンドこそ改修しているものの、いわゆる「国体型」と呼ばれる、一般的な陸上競技場です。
平均入場者数も一万人以上を保ち、幾多の奇跡を生んだり、「夢叶う小瀬」という歌が歌われるほど、試合時の雰囲気は素晴らしいものがありますが、サッカー観戦に最適な環境とは言い難いものです。
また、屋根がメインスタンドの一部しかなく、Jリーグのクラブライセンスの規定にもひっかかり、是正勧告を受けています。
新スタジアム構想が。場所は?
このような状況の中、ヴァンフォーレ甲府と県内の4球技団体は、2014年に球技専用スタジアム建設に向けた署名活動を開始。9万人以上の署名を県知事に提出します。
2016年には県に新スタジアム検討委員会が設置されて、規模や場所について議論・報告が行われました。
予定では、今月中に基本計画が決定されることになっています。
この昨年の報告では、スタジアムは二万人規模とされています。
これはJリーグの規定もクリアし、現実的な観客数から考えても、とてもいい規模なのではないでしょうか。
場所として有力視されているのは、建設予定のリニア新幹線の山梨県駅の近くとされています。
この場合だと、現在の小瀬陸上競技場より、若干甲府駅からは遠くなりますが、中央高速の甲府南インターチェンジも近く、リニア新幹線も通るとなれば、アクセスが悪いとは言えませんね。リニア新幹線の影響で、他にも周辺に施設や店舗ができ、発展する可能性もあります。
かつては、集客力もなく、経営危機もあり、存続も危ぶまれたヴァンフォーレ甲府ですが、一歩づつ着実に地域に定着してきています。山梨県や甲府市の人口から考えても、あれだけの観客が安定して集まるようになったのは、地域にサッカー文化が根付いたと言って良いのではないのでしょうか。
そろそろ新スタジアムができても、良い頃合いだと思います。
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