釣りにゃんだろう

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夜釣りアンダーザブリッジ。

昔、よく野宿を兼ねて、夜に川でルアーでフッコを釣っていた時期がありました。

夜釣りをすれば、出先でホテルやネットカフェのような場所に停まる必要はありませんから、かなりの節約になります。

私は、今では夜に釣りをする気は全く起きなくなりましたが、こういった観点では夜釣りというものはなかなか良いものだったと思います。

 

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日中起きていた状態から徹夜で夜釣りに突入するので、途中で眠たくなってふらふらしてきて川に落ちそうになったり、実際に護岸に座り込んで寝たりもしていましたが、そんな若さ故の無謀さも今では良い思い出です。

こういった所謂シーバスのナイトゲームというやつでは、私のような素人に一番分かりやすく釣りやすいポイントは橋脚周りです。

明暗の境目や橋桁の前後の流れの変化など、安定して魚が釣れる場所ですから、私はいつも橋の下をその日の宿としていました。

 

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そんな橋の下には、私より先に住んでいる人がいることも多かったです。
姿こそ見えないのですが、橋の付け根の真下の辺りから、一晩中ラジオの音が聞こえてくるのです。

おそらく、そこでは住人が眠っていて、不意の侵入者である私を警戒するか、私に自分の存在を知らせて接触を避けるために、ラジオを鳴らしていたのだと思います。

そうしているということは、私は住人の安眠を妨害しているということなのでしょうから、できる限り近づかないようにしていました。
それでも、魚がよく釣れる場所ではあるので、ついつい近くに行きポチャンとルアーを投げてしまったりもしたので、今では悪いことをしたなぁと反省しています。