近頃は、若者の海離れというものが進んでいて、海水浴なんかに行く人が激減しているそうです。
暑い、ベタベタする、水が汚い、砂だらけになる、という苦痛だらけのことを、わざわざお金をかけてすることがバカらしいと思う人が増えたからのようです。
私も、釣りはしますが海釣りはしたくない人間なので、この気持ちはよく分かりますね。

海には大きな魚が居ますが、わざわざあの不快な環境にまでいって釣る価値があるとは、なかなか思えません。
おまけに、釣りをするとなると、道具をしっかり洗わないと錆びてきたりすり実害もあるわけで、なおさら面倒で海からは足が遠のくばかりです。
そもそもが、人間ってそこまで海に向いていない生き物だと思います。
人間に近い種類の生き物である猿だって、ほとんどが山の方に生息しているではありませんか。
地域によっては海辺にもいるかもしれませんが、基本的には山の生き物のはずです。

そんな生き物の系列であるのが人間なのですから、人間というものも基本的には海派ではなくて、山派なのではないでしょうか。
山では食べ物が充分に手に入らないとか、住む場所が無いとかいった人間が、仕方なく海辺に出てきて暮らしたというのが、海辺に人間が居る原因とは考えられないでしょうか。
ですから、人間が海辺に居ることは、そもそもが罰ゲームみたいなものでしょう。

こう考えてみれば、近頃の海派が減り山派が増えている現状は、当たり前のことかもしれませんね。
海で釣りをしているのは、川や湖では釣れない可哀想な人達だと言ったら言い過ぎかもしれませんが、人間としてあまり喜ぶべき状況ではないのは確かだと思います。