釣りにゃんだろう

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タバコを吸いながら釣りをすると。

群馬県の大きな川の冬季ニジマス釣り場に行くと、本流釣りが盛んであるという土地柄か、エサ釣りの人達が沢山いました。

そして、たまたまだったとは思いますが、そういった人達が、その日はほぼ全員タバコをふかしながら釣りをしていたのです。

河原を歩いている時にも吸っている人がいますし、釣りをしながらも、タバコを咥えている人ばかりです。

さらには、釣り人が歩いた後には、真新しい吸殻が落ちていたりもして、「群馬県ではタバコを吸いながらじゃないと、釣りをしてはいけないのか?」と考えたくなるレベルです。

 

 

そして、興味深いことに、その日はほとんど魚が釣れていないのでした。
普段だったら、エサ釣りの人達の竿が頻繁に曲がっている様子が見られるものですが、その日は私が見ていた限りでは、一人も釣れていないようでした。

おそらく、エサ釣りでも釣れないくらい、状況が悪い日だっただけなのかもしれませんが、そこに確かに魚は居るのに、タバコの粉を巻きまくっている人達に、魚が釣れていないのは、ちょっと面白い現象ですね。

タバコの成分を魚が嫌うという説がありますが、こういった現象を目の当たりにすると、やっぱり本当なのかもしれないなと思ってしまいます。

 

それから、昼頃にタバコを吸う人達が居なくなり、さんざんエサ釣りの人が入って釣れていなかったポイントに、日頃からタバコは吸わず、他人のタバコの臭いも釣り具や車につけないように気をつけている私が、ちょいとフライを流してみると、なんと数投で魚が釣れたのです。

 

 

こうなってくると、やっぱり、ちょっとはタバコの影響があったんではないかと、思ってしまいますよね。

タバコを吸ったからといって、全く魚が釣れなくなるなんてことはないのでしょうが、ちょっとした違いは出てくるのかもしれません。

ちょっとした違いと言ったって、それでその日魚が釣れるか釣れないかくらいの差が出ることはありそうですし、魚が釣りたいのなら、やはりタバコは厳禁なのかもしれませんね。