テレビで所ジョージさんが、車のイスやハンドルについて、「一度作ったらそれを使い続ければいい。新しい車を買ったら自分で付け替えてさ。本当のエコってそういうことなんじゃないか。その方が愛着が湧くし。」というようなことを言っていました。
私は、このような考え方には大賛成ですね。
世の中には、エコだなんだと言っていても、結局新しい物を売って消費させ、お金を儲けることを考えているような会社が無数にありますが、そんな商業臭いものは、本当のエコなはずがないでしょう。

新しいものを買わない。古いものを、自分の手を動かして修理や加工し、大切に使い続ける。
これこそが、本来のエコの基本的な姿勢であるはずです。
無駄なものが消費されないために、経済的にはよくないのかもしれませんが、そもそもがエコということはそういうことでしょう。
地球の環境を守るには、人間が無駄な経済活動をしないことが一番なのですから。
釣りの世界でも、メーカーは次から次へと新製品を出し、釣り人はそれを次から次へと買うという、商業的な釣りがメインストリートですが、オールドタックルと呼ばれるような物を大切に使っている人達も一部にいます。

古い時代に作られたロッドやリールというものは、ちゃんと扱えば孫の代まで使えてしまうものですし、新しいものを買わなくたって、魚はいくらでも釣れるのです。
そのような古いものを手に入れ、大切に長く使う「オールドタックル」という趣味は、まさに本当にエコなのではないでしょうか。
最新のギラギラしたリールを買って、それを数年で買い替えることは、はたしてこの地球という星に住んでいる人間として正しいことなのでしょうか。
そんな釣りをしている人は、消費社会に染まりきっているのではないでしょうか。
釣りという自然の中で行うものに、そんな姿勢で臨むのがカッコいいことなのかどうか、よく考えてみる必要があるのではないでしょうか。