釣りにゃんだろう

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トラウトも歯でラインが擦れる。

タチウオみたいな歯が鋭い魚を釣る時には、強いリーダーを使ったりしてラインに気を使うのは、当たり前のことだと思います。

ところが、トラウトの仲間を釣る時にも、それなりに歯でラインが擦れることを気にしないと、失敗に繋がる恐れがあるようです。

ニジマスとかアメマスとかブラウントラウトとかイトウといった魚は、結構しっかりと鋭い歯が揃っていることがあります。

 

 

どんな魚でも鋭い歯を持っているわけではありませんが、状態が良い野生の魚では、指を軽く触れただけで出血する程度の歯を持っていることは少なくありません。

こういった魚の口に、ルアーやフライがフッキングした状態によっては、ラインが歯に触れる可能性があります。
釣ってからラインを触ってみると、ザラザラとしていることがありますから、そんな時はその上の部分からカットして結び直すべきでしょう。

こうしたチェックを怠ると、次に魚が掛かった時に簡単にラインブレイクするなんてことになりかねません。

そもそもが、一匹魚を釣ったら結束部は結び直すべきだと思いますが、それに加えて、少し上の部分まで歯で擦れたりしていないかチェックするべきだと思います。

 

 

こういった、歯で擦れる現象は、40~50センチくらいの中型魚に多い気がします。
それくらいの魚だと、しっかりと育っていて、歯も発達しているのかもしれません。

これが80センチ以上の魚となると、意外とラインが擦れていなくて無事だったりします。

私は、これはルアーやフライが口の中に掛かったとしても、口がバカでかいために隙間が開いていてラインが擦れにくくなるからなのではないかと思うのですが、どうでしょうか。

何れにしても、ラインの歯擦れチェックは、一匹釣る度にちゃんとやるべきでしょう。
こういったことをしないと大きな魚を逃がすことになるのが、釣りの常なのですから。