釣りにゃんだろう

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釣り人は、釣りを教えるのが下手過ぎる。

たまにテレビの釣り番組なんかを見ていると、釣りのプロみたいな経験豊富そうな人などが、初心者に釣り具の操作や釣り方を教えている場面を見かけます。

そして、そんな時は決まって「それじゃ分かりにくいだろうな」と心配になるくらい説明する側の人が教えるのが下手くそで、呆れてしまいます。

「ちゃんと手順を追って、分かりやすく整理して伝える」ということができている人は滅多におらず、それでは釣りをある程度したことのある人には理解できても、初心者には意味不明なのではないかと思われます。

 

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こうなってしまう原因は、その人がそもそも頭の中で物事を整理して考えて、それを他人に伝えることができないバカな人であるという可能性もありますが、釣りという趣味の性格によることが大きいかもしれません。

釣りをする時に一番話す機会が多いのは、自分自身だと思います。
魚を釣るためには、あれこれ考えたり工夫することを繰り返す必要があり、その過程で絶えず釣り人は自分自身と会話をし相談しているものです。
そして、魚が釣れれば「やっぱり正解だった」と、また自分自身と喜びを分かち合うものです。

このように、釣りというものは、基本的には自分一人の世界で完結してしまうことができる趣味です。

釣り人というのは、こういった趣味が好きな人なのですから、わざわざ他人と話すのが好きではない人も多いのではないでしょうか。
他人と話しまくるのが好きな人なら、もっと他人とワイワイ楽しむ趣味を好きになりそうなものです。

 

 

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釣りというものは、自分自身としか話したくないような、今時の言葉で言うならコミュ障の人にぴったりのものであり、実際にそういった人が釣り人の中には多いはずです。

そういった人に、他人に分かりやすく釣りを教えろと言われても、ちょっと難しくて上手くいかないのは当然なのではないでしょうか。

実際に、私もあまり他人とは関わりたくないと思っているタイプの人間ですし、たまに他人に釣りを教えようとしても、思った以上に上手く説明できずに戸惑ってしまいます。

 

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釣り人というものは、このような種類の人間なのですから、あまり上手に他人に上手に釣り方を教えることを期待するのは、無理な話なのかもしれません。
ですから、初心者の人などは釣りというものを、他人に教わろうと思うのは諦めておいた方が良いかもしれません。

説明の下手な人に教わって混乱するよりかは、自分でじっくり調べて覚えた方が確実だと思います。