釣りにゃんだろう

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『釣りの最中に仕事の話はしてはいけない』というマナー。

先日、軽く酔っぱらって美女と電車に乗っていたのですが、「近頃は、どこに行っても、自慢話と仕事の話しかしない男ばかりでつまらない」というようなことを言っていました。

美人につまらないと思われてしまうのは、絶対に損なことなのですから、そのようなことはしないようにしようと、私は固く誓ったのですが、これは美人と遊ぶ時だけでなく釣りなどの趣味の場面でも大切なことなのではないでしょうか。

 

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そう言えば、「釣りの時は仕事の話はしてはいけない」というマナーが、イギリスあたりにあるという話を、昔聞いたことのあるような気がします。

わざわざ休みをとって、釣りをしに来ているのに、他人の仕事の話を聞かされたり、自分の仕事のことを思いださせられたりしたら、心から楽しめなくなるから、という理由からだと思います。

本当にそのようなマナーがあったのかは、ちょっと自信がないのですが、このように考えていても絶対に損はないはずです。

釣りだろうとゴルフだろうと何だろうと、呑んだり遊ぶ時は仕事の話はしないことは、お互いに気持ち良く過ごせることに繋がるはずでしょう。

 

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それでは、遊ぶ時に仕事の話をしてはいけないのなら、何の話をすれば良いのでしょうか。
仕事ばかりではなく、様々な経験をして豊かな人生を送ってきた人なら、いくらでも他にもっと面白い経験談やちょっとした議論が出来るはずです。

ところが、日本の社会はそのような豊かな人生を送ることが難しいものらしく、仕事の話以外はできないようなつまらない人が沢山居るようなのです。

これは結果的に、美人に嫌われたり、遊び相手を嫌な気持ちにさせたりするわけですから、悲劇と言えるでしょう。

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それでも、釣りをしている時なら、仕事の話をせずに釣りの話をすれば良いという逃げ道があります。
釣りをする人なら、釣りの話ならいくらでもできるはずです。
釣りをある程度続けていれば、いくらでも笑えるような失敗談はできるはずです。
もしもまだないのなら、もっと沢山釣りをして、釣りバカになり、面白いネタを体を張って集めてくることができます。

このように、「釣りをする時には釣りのバカ話をして、仕事の話はしない」というのが、気持ち良く釣りを楽しむためのマナーであり秘訣であると言えそうです。

 

しかし、いくら釣りバカになり釣りの面白い話が出来るようになったとしても、それが使えるのは釣りの場面だけで、美人と遊ぶ時には基本的に役には立たないはずですから、結局のところ悲劇には変わらないのかもしれませんね。
美人がみんな、釣りに興味があれば助かるのですが。