釣りにゃんだろう

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単独釣行派の時代。

こんな世の中ですから、近頃はソロ活なるものが推奨されているそうです。
ソロ活とは、人と関わらず一人で楽しめることをすることだと思いますが、釣りはまさにそんなことの代表例だと思います。

一人で車に乗り誰も居ない川や湖や海に行き、一人で魚を釣り、一人でニコニコしながら帰ってくる。
釣りは、一切人と話さず、完全なるソロ活として完結できるのです。

 

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ただ、全ての釣りがこのように行えるわけではありません。
友人や仲間と待ち合わせて釣りに行く。
釣り人の多いポイントに行く。
大人数で釣り船に乗る。
など、全くソロ活にはならない釣りも多数存在します。

実際のところ、釣りをしている人の半数くらいは、こうしたソロ活ではない釣りをしていると思います。

これでは、人と関わらずに遊ぶべきだという今の時代においては、釣りは優れている遊びだとは言えないと思いますし、ハゲげたり職場に迷惑を掛けたり家族が死んだりと釣りのせいで痛い目に合う人も今後もしばらくは出てくることでしょう。
こういった釣りをしている人達は、そろそろ自分達の行動を見つめ直すべきなのではないでしょうか。

 

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一方で、昔から釣りには一人で行っていた、所謂単独釣行派の人達にとっては、なかなか良い時代になりましたね。

昔から自分が楽しんでいたことが、一番リスクが少ないような遊びになり、ほぼそのままの形で続けられるのですから。

釣りの単独釣行ほど、コロナ騒ぎの影響を受けなかった遊びはないのではないでしょうか。

世の中には、何をするにも誰かとつるまないと楽しめないような人達もいるようですが、今まで孤独を愛してきたのが、ここにきて正解だったような流れになってきてますから、気分よく釣りを楽しめている人も多いことでしょう。

 

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ある日突然、他の趣味の人達が様々な制約を受けることになったのに、どこか他人ごとのままでいられるとは、何とも不思議なこともあるものです。

苦しんでいる人も沢山居るようですから、なんだか申し訳ない気もしますが、せっかくですから、このまま世の中の外れの方から騒ぎを傍観させてもらうことにしましょうか。

いつか騒ぎが収まり人々が再会を喜ぶ時がきても、我々はまた何の変りもなく、一人ぼっちで静かに寂しく過ごしているだけなのですから。