以前、長野県で「今日は魚も釣れたし、早めに上がろう」と、午後四時頃に車を走らせていると、道端の横断歩道の脇にランドセルを背負った小学生の女の子が立っていました。
そして、私が車を停車させると、女の子は走って横断歩道を渡り、私の方に深々とお辞儀をしてから走り去っていきました。

その一連の動作は、駆け抜ける爽やかな風のように気持ち良く、「さすが教育県と呼ばれていた土地だ。ここの子供達は真面目で良い子達なのだろうな。」と思ってしまいました。
こういった光景を見ると、大人から子供までろくに敬語を使えない人だらけで、日々暴力沙汰の絶えないの北海道とかとは、ちょっと民度が違うのかなと考えさせられます。
私は、別に北海道のそんな野蛮さが悪いと言っているわけでもないですし、むしろそのワイルドさが魅力でもあると思いますが、各地で釣りをしていると民度の違いみたいなものは結構感じるものです。

こういった、その土地ならではの空気を知ることができるのも、釣りの面白さの一つなのではないでしょうか。
まあ、こんなものは個人的な偏見の塊かもしれませんが、少なくとも自分がどのようにその土地に対応するかの参考にはなるものです。
荒々しい人が多いと思われる場所だったら、とにかく刺激しないように気をつけるとか、礼儀正しい人が多い土地だったら、こちらも礼儀正しくするだとか、ちょっとは釣りをしていく上でも役に立つものでしょう。
地元の人と上手くコミュニケーションがとれれば、釣りに関する有力な情報が得られることも思いですし、その土地の雰囲気を感じとり、できるだけ馴染めるようにすることは無駄ではないと思います。