シロサケという魚が、どうやって産まれた川に帰ってくるかは、様々な説がありましたが、現在ではこのように考えられているようです。
まず、日本の近海までは地磁気を頼りに帰ってきて、最終的には川の水の匂いで、生まれた川を判別するという、二段構えということです。
この方法で、99%ほどの正解率で、自分の生まれた川に遡上してくるそうですから、その能力には驚かされるばかりですね。

地磁気をコンパスのように感じとれるというのも凄いですし、川の水の匂いの違いが分かるのも凄いでしょう。
アラスカだかの漁師の、タバコを吸う人と吸わない人の網に入るサケ科の魚の量を比べると、タバコを吸う人の方が少なかったなんて研究があります。
川の水の匂いの違いが分かるくらいなら、タバコの匂いが分かって、それを嫌うことも充分ありえる話だと思わされます。

このように、サケ科の魚は凄い嗅覚を持っていたり、タバコの成分を嫌うらしいということは分かっているわけです。
ですから、日頃からタバコを吸って、釣り具からタバコの匂いを出していたら、釣りに不利になることもありえるのではないでしょうか。

タバコを吸う人が、全く釣れなくなるということはないでしょうが、食うか食わないかギリギリの魚のようなものが釣れなくなるくらいのことはあると思います。
たまに、ルアーやフライから、「タバコをまぶしたのか?」というくらい強烈に匂いを発している人がいますが、そういった人達はそんなギリギリの一匹を逃し続けているのかもしれませんね。
やはり、ちょっとでも魚が釣れる確率を上げたいのなら、タバコは吸わない方が良いでしょう。
そんな一匹が、一生に一度の大物である可能性もあるのですから。