車中泊というのは、釣りをする時にはとても便利なものです。
何泊しても宿泊費はかかりませんし、釣り場の近くなどで寝て、いつでも好きなだけ釣りをすることができるからです。
ただし、やはり身体にはあまり良いものではないと思います。
大きな車でしっかりとフラットな面を作り寝るにしても、疲労感がないということはないはずです。
これが軽自動車やコンパクトカーとなると、身体の辛さはもっとキツくなります。
魚があまり釣れずに数泊目かに突入した時なんかには、狭い就寝スペースを見て、「今日もここで寝るのか」とブルーになることも多いのではないでしょうか。
しかし、これが4泊目を越えてきたあたりから、あまり苦痛を感じなくなってくるものなのです。
すっかり狭い車内で寝ることに慣れてきますし、何よりも疲れきってきますから、どんな状態でも熟睡できるようになってきます。
陽が暮れたら、さっと眠りにつき、夜が明ける頃には「よく寝たなぁ」と気持ちよく目覚めることも可能です。
ですから、車中泊の最大のコツは、嫌でもツラくても、とにかく続けて慣れてしまうことなのかもしれません。
まあ、それでもジワジワと身体にはダメージが蓄積されていきますし、酷い時にはエコノミークラス症候群にかかるリスクもありますから、決して無理はしない範囲で頑張りたいところです。