ラインカッターやラインクニッパーやラインクリッパーと呼ばれる、爪切りのようなラインを切る物がありますが、あれはとても便利なものです。
ハサミより正確にラインを切れますし、切れ味も鋭いですし、小さくてバッグやウェアに取り付けておけますし、持っていて絶対に損はないものでしょう。
釣り具屋では数百円程度から売られていますし、そういった物でもPEラインがズバズバ切れるほどの性能は持っています。
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近頃は、100円ショップの釣り具売り場でも売られていますが、さすがにちょっとちゃんと切れるのか不安はありますね。
それでも、数ヶ月使ってみるとかなら充分に切れると思いますし、とりあえずは100円の物でも良いはずです。
そんなラインカッターというものに、1万円かけるような釣り人がいるようですから、ちょっと驚きです。
ヤフオク!なんかでは、シムスというメーカーのラインカッターが、1万円くらいで落札されているのをよく見かけます。
同じくらいの値段で新品でウェブショップなどで売られている物も、良く売り切れています。
高い物だから、それなりに良い物なのかもしれませんが、ラインを切るだけのものです。
それに、どんなに良い物だって、刃物は使っていくうちにダメになっていくもの
でしょう。
そもそも、刃物は日本のメーカーが真面目に作ったものの方が、品質が良い可能性だってあります。
そんな物に1万円以上出すとは、一体どういった釣り人なのでしょうね。
おそらく製品の性能にこだわりがあるというよりも、ただシムスと書いてある物が欲しいだけなのではないでしょうか。
「小さなハサミ一つまでこだわって、有名メーカーの物で揃えるのがカッコいい」とでも思っているのかもしれませんが、それって本当にカッコ良いのでしょうか?
ラインカッターを買うのに1万円払ったと聞いたら、大半の人は「この人バカなの?」と思うのではないでしょうか。
まあ、面と向かってそんなことを言う人はいないでしょうが、普通の人は心の中ではそう思っているはずです。
ですから、「この人バカなの?」と思われたかったら、シムスのラインカッターを買うべきでしょうし、思われたくなかったら買わないべきでしょう。
それは個人の自由ですから、これ以上は他人がとやかく言う資格はありませんね。