リールなどに使われているネジというものは、あまりギューギューに締めてはいけないものです。
サイズの合っていない大きなドライバーを使ったり、過剰な力で締めたりすると、小さなネジは簡単にネジ山が潰れてしまいます。
自分がネジを回す時には、そうならないように気をつければ良いだけですが、中古のリールなどを買うと、前の持ち主がネジ山を潰していることがよくあります。
こういったものは、ドライバーが空転してしまい、なかなか外すのが難しく困ってしまうものですが、ちょっとした工夫で回ることもあります。
それは、瞬間接着材を少しだけドライバーにつけてから、ネジ山に押し付けるという方法です。
瞬間接着材をつけたドライバーは、ネジの上で空転しづらくなるために、潰れたネジでも回りやすくなります。
もちろん、瞬間接着材がネジ穴の方についてしまうと、ネジが固着してしまいますから、よく注意して極少量だけドライバーにつける必要があるでしょう。
なめたネジを回すための専用の物も売られていますが、まずは瞬間接着材を試してみても良いのではないでしょうか。
それで回るのならば、わざわざ専用の物を買う必要はないでしょうし、安く済むはずです。
