ある日、私は釣りの途中に、「こんな場所を擦ったことあったかな?」というようなキズが車についているのを発見しました。
自分が乗っている時に擦ったなら、かなりの音がするはずですから、気づかないはずがありません。
それに、妙に真新しい傷ですし、私の車とは全く違う色の剥げた塗装のようなものが付着しています。
それを見て私は、「ああ、これはさっきのポイントで擦られたのだ」と分かりました。
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少し前まで、私は車が一台しか停められないような、駐車スペースの狭いポイントで釣りをしていたのですが、そこに大きな車で無理矢理入ってきて、ごちゃごちゃと切り返したりして、強引に駐車してきた車が居たのを、川から見ていたのです。
その車の色は、まさに傷に付いている塗装の色でしたし、あの車に擦られたに違いありません。
私の車にはドラレコは付いていませんが、相手の車には証拠が残っているのではないでしょうか。
他人の車に擦ったりしてまで強引に車を停めた上に、平気な顔で割り込むように私の居る下流で釣りを始めたりするという、とんでもない釣り人でしたが、釣り人にモラルなんかを期待すること自体が間違っているでしょう。
それに、私の車なんて、もう何年も前から廃車にしようか迷っているようなものなので、今さら傷が一つや二つ増えたところで、どうということもありません。
むしろ、こうしてブログ一回分のネタになっただけ、ラッキーだったかもしれません。
そんなわけで、私は「まあ、いいか」と、そのまま釣りを続行したわけですが、これがピカピカの大事な車だったら、めんどうなことになりますよね。
釣り人なんて大半がろくでもない人間なのですから、このようなトラブルが発生する可能性は、いくらでもあると思います。
ですから、やはり釣りというものには、大事な車は使わない方が良いと思います。
いつでも川や海に沈んでもよいくらいの、いつ棄てても良いような車で釣りに行くべきでしょう。