釣りにゃんだろう

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本場のスコットランド人は、ロッドのフェルールにテープを巻いていないが…

日本では、フライフィッシングのスペイ系のキャストをする時には、ロッドが捻られて継ぎ目が緩んでくるのを防ぐために、継ぎ目にビニールテープなどを巻くのが常識となっています。

ところが、この釣りの本家であるスコットランドでの釣りの動画なんかを見ていると、継ぎ目にテープを巻いている人はほとんどいません。

 

 

それでは、本場の人達がやっていないのだから、本当はやらなくてもいいのではないかとなるかというと、私は決してそんなことはないと思います。

ロッドにもよりますが、あの種の釣りをしていれば、ほぼ確実に継ぎ目は緩んできます。

私も、ちょっとやるだけだからとテープを巻かずに釣りをしたら、思った以上に継ぎ目が緩んできていてヒヤッとしたことがあります。

 

 

そんな状態で釣りを続けたり、魚を掛けたら、ロッドが破損するに違いないでしょう。
釣りの最中に何度も点検すれば良いのかもしれませんが、長いロッドは気軽に継ぎ目に手を伸ばせないですし、なかなか難しいことだと思います。

ですから、100円ショップのビニールテープでも良いので、やはり継ぎ目にはテープを、きっちりと力をこめてぐるぐると巻いておくことでしょう。

このちょっとの手間で、何万円から何十万円もするロッドが守られるのですから、下手に本場の真似をすることはないと思います。