釣りにゃんだろう

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釣りキチ三平は、人が死にがち。

私は、釣り漫画の名作である釣りキチ三平を、全巻ではありませんが、それなりに読んだことがあります。
そして、こんなことを思いました。
「結構、よく人が死ぬ話だなぁ」


自然や釣りには危険いっぱい。

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釣りキチ三平には、自然に返り討ちにされたり、釣り中に事故にあったりして、人が死ぬ話がちらほらと見られます。
このあたりは、リアルな話だなぁと私は思います。

町に住んでいて、ちょっと釣りをする程度の釣り人には、あまり実感できないことかもしれませんが、深い自然の中に立ち入ったり、その中で釣りをすることは、結構危険なことなのです。


釣りには、ちょっと間違ってれば死んでいたなんてことは、いくらでもあるわけで、たまに人が死ぬことがある釣りキチ三平のような話は、かなり現実的なのです。

やはり、作者の方は東北の自然に囲まれて育ったようですし、釣りにはこういった自然の厳しさを教えられることがあることを、よく知っていて、それが自然と表現の中に表れているのではないでしょうか。


病気でも人が死にがち。

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釣りキチ三平には、病気でも人が死ぬ話がよくある気がします。
このあたりも、リアルだなぁと私は思うわけです。
人間ならいつ病気になって死ぬか分からないわけですし、身のまわりの人や自分がいつまでも生きているなんて保証はないわけです。
ちょっと時間がたっただけで、もう会えなくなった人がいたり、もう釣りにはいけなくなったりするわけです。

 

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人間の命は儚く、小さなものでしかないのだと、釣りキチ三平は教えてくれている気がします。
人生は一度きりですし、いつ終わるかも分からないのですから、何でも釣ってみたい魚がいるなら、釣れるうちに釣っておき人生を謳歌するべきなのではないかと、釣りキチ三平の話は訴えかけてくる気がしてなりません。