釣りにゃんだろう

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これは釣りの歌? エリック・クラプトンの『river of tears』

たまに音楽を聴いていると、「これは釣りにぴったりだなぁ」と思ったり、「釣りに行った時に考えたんじゃないか」と思うような曲があることがあります。

そういったものの代表として、エリック・クラプトンriver of tearsという曲があります。

 

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エリック・クラプトンは、フライフィッシングが好きなことで有名ですし、釣りに適した土地であるカナダの女性と結婚して落ち着いていたりすることからも、楽曲に釣りの影響が出ている可能性は高そうなものです。

このriver of tearsという曲は、人生を振り返るような内省的な作品が増えてきた時期のものですが、釣りをしながら、哀しみに浸っているような雰囲気の曲です。

 

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大きなゆったりとした流れの川にウェーディングして、ひたすらキャストとスイングを繰り返す。
時折、手を止めて休めると、思い浮かぶのは苦難に満ちた人生のこと。
このまま自分は大河に溺れ流されて消え入ってしまうような感覚。

こんな釣りをしている最中の感情を、歌っているような気がしてなりません。

そんな曲だからか、実際に釣りをする時に頭の中で流していても、本当にぴったりとハマります。

 

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ゆったりとしたリズムと川の重たい流れはシンクロし、ゆらめくフライラインはベースラインのようです。
釣りというものは、やはりかなり感情的なもので、バカ騒ぎするためのレジャーではないのだと、改めて気づかされます。

大きなゆったりとした流れの中で釣りをする時には、私はこの曲を頭の中で流すことにしています。