ある日、運動のために歩いていると、普段は水量がなく渇れているような川が、連日の雨で増水して、気持ちよい音をたてて流れているのを見かけました。
普段は、「コイとオイカワがちょっと居るかな」といったゆったりした流れで、私はその川で釣りをすることはないのですが、その日はマスの仲間でも釣れそうな水量と流速になっているのです。

こうなると、流れを眺めているだけでも、色々なことを思いつきます。
「魚が居る川だったら、あの部分に居るはずだ」とか「あそこに投げて、こう流そう」だとか「モンゴルだったら、これくらいのポイントでも120センチが飛び出てくるぞ」とか、妄想は尽きないわけです。

散歩しながら魚が居ない川を眺めているだけでも、いつまでも楽しむことができるのですから、釣り人というものは、結構幸せものかもしれませんね。
釣りをしない人だったら、「ああ今日は川の水が多いな」と思って終わってしまうところが、ニコニコして妄想できるのですから。
まあ、端から見ていたら、そんな人間はただの不審者ですけどね。
ブツブツ独り言を言っていたりすると、不審者だと通報されかねませんから、気をつけたいものです。