たまにリールの宣伝などで、剛性が高いことをアピールしていることがあります。
それを聞いて、「凄い安心感がある」なんて思ってリールを買う人も、釣り人の中にはいるようですが、はっきり言って、魚を普通に釣る分にはリールの剛性なんて、どうでもよい話だと思います。
リールが歪んだらいかんのか。
確かに、大きな力が掛かると多少歪むリールは、あるにはあると思います。
しかし、それで困ることなんて、本当にあるのでしょうか。
フットが折れてしまったり、バラバラに壊れてしまったら困りますが、多少リールが歪んだって、別に問題なく魚は釣れると思います。
何十キロもある魚をガチで釣るのなら、リールの剛性が高く頑丈な物を選ぶに越したことはないでしょうが、世の中のリールを使う人の大半はそんな釣りをしていません。
せいぜい数キロの引かない魚を止水で釣るバス釣りでも、「リールの剛性が」なんてこだわっている人もいるようですが、はっきり言ってその程度の釣りにリールの剛性なんて本当は何の関係もないことだと思います。
おそらく、釣り具メーカーは、「剛性」というちょっと本格的な言葉を使ってアピールをすれば、頭の悪い釣り人が騙されてくれるだろうと思って宣伝しているのだと思います。
「リールの剛性が」とか言っている釣り人は、それにまんまと引っ掛かってしまったバカな人ということになりますから、恥ずかしくて仕方がない人達であると言えると思います。
どうしてこうも日本の釣り人にはバカな人が多いのか、本当に不思議でなりません。
まあ、そのお陰で、釣り具メーカー側は、適当な説明をすれば騙されて買ってくれる人がいて助かっているのでしょうから、商業的には都合が良いのかもしれませんね。