釣りにゃんだろう

猫のように気まぐれに 独断と偏見に満ちた釣り情報をお届け

猫じゃらしと釣りの誘い。

猫とおもちゃなどを使って遊ぶには、上手く誘う必要があります。

適度にポーズを入れるとか、生き物のように動かすとか、猫が反応しやすい操作をしなくてはなりません。

子猫や若い猫なら雑に動かしたおもちゃにも反応しますが、猫は年を取るほど遊ばなくなり、おもちゃに興味を示さなくなるので、上手に誘わないと完全に無視されることもあります。

 

 

このように、猫を誘う時のおもちゃの操作には、「生命のリズム」とでもいうような、「生き物っぽさ」が必要となってくるわけですが、これは釣りでルアーなんかを操作する時でも同じだと思います。

ただリールを巻いてリトリーブするだけでも、この猫と遊ぶ時のような生命感を出せる人もいれば、出せない人もいると思います。

ちょんちょんとロッドでルアーを操作するような時には、もっと生命感が求められるはずですし、フライでもリトリーブする時には、同じように「命のリズム」が必要になってくると思います。

 

 

このような生命感を出す演出ができるかできないかで、釣果が変わってくることはあるでしょう。

しかし、どうやったらそのリズムが生まれるのかは、言葉で説明するのはとても難しいですし、頭で考えて習得できることでもないと思います。

こういった「命のリズム」を知っているかどうかは、その人が子供の頃から生き物と触れあったり、観察してきた経験があるかどうかで決まることだと思います。

こういった経験がある人なら、何の意識をしなくても、自然と魚が釣れるようなルアーやフライの操作ができるでしょうし、経験がなく大人になってしまった人は、一生釣りが下手なままなのかもしれません。

 

 

魚が釣れない人は、もしかしたら小さな頃の生き物と触れあった経験の不足が原因ということもあるのではないでしょうか。

鈍感な大人になってしまってから、あの独特の感覚を覚えるというのは、ちょっと難しいかもしれませんし、諦めるしかないかもしれませんね。