釣りにゃんだろう

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ルアーは、アクションの立ち上がりが重要。

私は、この夏に借り物のタックルでルアーフィッシングをしてみたのですが、なかなか面白かったですね。
ロッドやリールだけでなくルアーも借り物なので、どんな動きをするかよく分からないのです。

主にプラグを使っていたのですが、色々と投げてみてアクションを見てみて、これならイケそうだとか、これはどういった場面で使おうとか、自分で整理して釣りを組み立てていく過程が普段はないものですから、楽しい時間を過ごすことができました。

 

 

ヨーロッパの人のルアーだったので、よく分からないメーカーのルアーも多かったのですが、そういった物はアクションの立ち上がりとか動き出しと呼ばれるものが悪い物が多かったです。

ルアーがポチャンと着水してリトリーブを始めても、なかなかちゃんとアクションせず、1メートル近く動かしてようやくブルブルと泳ぎだすような物が多いのです。

これは、ストラクチャーの際などをピンポイントで狙う時には致命的に不利でしょう。
それから、広い範囲を探るにしても、泳ぎだすまでの間の距離は捨てることになるわけですから、いくらか釣れる確率は低くなるはずです。

 

 

よくラパラなんかのバルサ製のプラグは、このアクションの立ち上がりが早く優れていると言われますが、とてつもなく立ち上がりの悪い謎メーカーのルアーに比べれば、日本のメーカーのプラスチック製のルアーも、比べものにならないくらい優れていると思いました。

 

世界には、こういったルアーを使って釣りをしている人達がいるのですし、それでも魚は釣れているのです。
日本の釣り人は、ああだこうだと細かいことに拘り、随分と釣り具にお金をかけていますが、日本のメーカーのロッドとリールとルアーを使っている時点で、もうすでにとんでもなく優れた物を使っていることになるわけですから、随分と贅沢な釣りをしているのではないでしょうか。