釣りにゃんだろう

猫のように気まぐれに 独断と偏見に満ちた釣り情報をお届け

謎のルアーカラー、レッドヘッド。

私が子供の頃は、夜にスズキをルアーで釣るなら、カラーはとりあえずレッドヘッドを使えという雰囲気がありました。

ただ、最近はどうなのでしょうか?
テレビの釣り番組などを見ていても、あまり使われている気配がありません。
やはり、リアルさとは程遠いカラーのため、今の時代では人気がないのでしょうか。
レッドヘッドのルアーのような嘘くさい物で釣ってこそ、ルアー釣りは楽しいと思うのですが。

人気はなくなってしまったのかもしれませんが、今でもレッドヘッドのルアーは良く釣れるものだと思います。
ただ、なぜ良く釣れるかは、正直私にはよく分かりません。

 

f:id:nyandaro:20210429122641j:plain

昔、よく本に書かれていたのは、暗く光の少ない状態では赤い部分が見えにくくなり、フォルムが小さく見えるからだとか、自然な動きに見えるからだとかいった理由でしたが、あまり説得力があるものだとは思えません。

そもそも、レッドヘッドを夜に使うルアーだと言い出したのは日本人だと思います。
ヘドンなんかのバスルアーにも昔から、レッドヘッドのルアーはあり、そういった物は特に夜用だったわけではないはずです。
それから、ロシアの釣り動画なんかを見ていると、レッドヘッドのミノーで昼間にデカいタイメンを釣りまくっています。

ですから、レッドヘッドは本当は昼夜を問わずによく釣れるルアーなのだと思います。
もしくは、ルアーのカラーなんて、実はそれほど重要ではないという可能性もあります。

私は、どちらかと言うと、この「カラーなんてどうでもよい」という方を信じています。

 

f:id:nyandaro:20210429122750j:plain

あれこれ無理矢理に理由を付けて様々なカラーのルアーを使うのも良いでしょうが、それで本当に魚が釣れるようになることはあまりないですし、何より無駄にお金がかかってしまいます。

ルアーで重要なのは動きや形であり、カラーなんてものはそれらに比べたらそこまで重要な要素ではないと思います。

レッドヘッドだろうと何だろうと、自分が好きな色を投げていれば、普通に魚は釣れるはずです。
ルアーのカラーについては、あまり深く悩む必要なんてないのではないでしょうか。
奇抜なレッドヘッドのルアーを見ていると、改めてそう思ってしまいます。