釣りにゃんだろう

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趣味というものに生産性を求めてはいけない。

いつだったか、AKB48の推し活に2000万円以上注ぎ込んだ人のインタビューを読んだことがありますが、その人は後悔はしていないものの、「何も残らなかった。生産性がなかった」と振り返っていました。

私は、その話を読んで、趣味というものはみんな同じようなもので、お金を注ぎ込んでも何も残らないものだろうなと思いました。

 

 

釣りという趣味だって、ハマり込むと、どこまでもお金を使うことになってしまいます。
高い釣り具を買いまくり、世界中に釣りに行っていたら、2000万円くらいなんてあっという間に使いこんでしまうものでしょう。

その結果、何かが残るかと言ったら、せいぜい満足感とか達成感とか「心の利息」と呼ばれるような心理的なものであり、形としては何も残らず、経済的にはマイナスなだけです。

趣味なんて、何でもこんなものなのではないでしょうか。
それをやったから何か得をするとか、将来に繋がる経験を得るとか、そんなものを求めてするものではないでしょう。

 

 

ただその時に夢中になれて、生きる活力源となったのなら、それだけで充分なことでしょうし、それ以上は求めてはいけないと思います。

釣りなんかの趣味にかける時間やお金も、損得で考えてはいけないのでしょう。

一生懸命釣りに打ち込めて、一日でも前向きに生きられたのなら、それだけでかけがえのない価値があるもののはずなのですから。