リール(特にスピニングリール)には、シールやらプリントやらで、やたらと文字が入っているものが多いですが、あれをカッコ悪いと思うのは私だけなのでしょうか。
いちいち書かんでいいわ。
リールの機種名くらいならまだ分かるのですが、「なんとかシステム」とかといった技術の名前やベアリングの数などが、やたらとリールには書かれていたりします。
そんなことは、いちいち本体に書かなくてもいいはずですし、デザイン的にもかなりカッコ悪いです。
かなり古いリールには、あまり文字は書かれてはいなかったわけで、こういったものは1980年代くらいのものから始まったような気がします。
その時代から現在までリールの世界をリードしてきたのは日本の釣り具メーカーであり、多少は改善された気もしないでもないですが、「なんか英語で書いておけばカッコいいんじゃない?」というような80年代日本的なセンスを、そういったメーカーは、今だに引きずっているのではないでしょうか。
釣り業界独特のセンスのなさ。
さて、日頃から釣りばかりしている人達は、こういったリールに違和感を感じないのかもしれませんが、釣りをしない人達が見て、カッコ良いとか美しいと思うことがあるのでしょうか。
普通は思わないし、玩具のようだ、ダサい、センスがないと思うのではないでしょうか。
こういった世間一般の感覚から外れたセンスの無さのようなものが、釣り業界には根強く受け継がれている気がします。
リール以外の釣り具も、なんだか子供のおもちゃみたいなデザインのものが多いです。
以前にも書きましたが、戦隊もののおもちゃに紛れていても分からないような物ばかりです。
リールやロッドで、ヒーローか何かに変身でもできるのかな?といった感じです。
それから、少しはマシになってきましたが、釣り具メーカーの出すウェアというものは独特のダサさがあるものです。
さらに言うなら、釣り具をアピールするためにメディアなどに登場してくる人も、なんか垢抜けないし、かっこよくないし、正直ダサい感じの人ばかりです。
それから、大半の釣り雑誌の表紙などのデザインもかなりカッコ悪くてダサいものです。結構、本屋さんの棚で釣り雑誌というものは浮いています。
これらの釣り業界特有のダサさやセンスの無さというものは、一体どこからきているのでしょうか。
釣り具会社に勤める人は、そんなに美的センスの無い人ばかりなのでしょうか。
その道具を使う釣り人達も、それを黙って受け入れるくらいセンスの無いダサい人ばかりなのでしょうか。
一体どうなっているのか、私は不思議に思うばかりです。