釣りにゃんだろう

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「プラッギング」という言葉がカッコ良かった時代。

ちょっと昔のルアー釣りの世界では、プラグを使って釣りをする時に、プラッキングという言葉がよく使われていたそうです。

ルアーメーカーのザウルスあたりの人が盛んに使っていたようですし、ウエダからも「~プラッガー」みたいな名前のロッドが売られていましたから、70年代~90年代くらいまでは、よく使われていた言葉なのだと思います。

さて、このプラッキングという言葉を、今聞いてカッコ良いと思う人はいるでしょうか?

 

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ミノープラグなんてダイソーでも買える時代なのですから、わざわざプラグで釣りをすることをプラッキングなんて言うなんて、「当たり前じゃないの?」と思ってしまい、カッコ良いと思う人は、まずいないでしょうね。

それでも、昔の人はカッコ良いと思っていたから、プラッキングという言葉を好んで使っていたのだと思います。

きっと、この言葉が生まれた時代は、今のように誰もがルアーで釣りをするわけでもなく、「プラグという特別な物で釣りをしている俺達って、カッコ良いだろう」というようなロマンが詰まった言葉だったのでしょう。

 

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それが今や、誰もプラッキングなんて言葉は使いませんし、使ってたら笑われそうなものなのですから、時の流れというものは残酷です。

こう考えてみると、今当たり前のように使われている釣りのカタカナ言葉も、いくらか時がたてば、ダサい言葉に変わることがあるのかもしれませんね。

そんな時に恥ずかしい思いをしないためには、日頃から流行に流されてカタカナ言葉を並べるような釣り人にならないことが必要なのではないでしょうか。