釣りにゃんだろう

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PEじゃないのにPEにシュッ!

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私は、あまりPEラインを使わないという昭和生まれの旧世紀の釣り人ですが、PEにシュッ!といったラインコーティング剤には、お世話になっています。

これは無くても困らないものですが、結構便利なもので「気づけばいつも側にいたね」みたいな、恋愛ソングの歌詞のような存在のものです。

 

 

ラインコーティング剤の役割。f:id:nyandaro:20180529160758j:plain

ラインコーティング剤は、ラインの水分の吸収を抑えたり、滑りを良くして摩擦を少なくして、劣化を抑えたりするものです。

PEラインが多用されるようになる前の旧世紀から、こういったものは沢山売られていたのですが、今では一見PEライン専用というような物ばかりになってきました。
しかし、よくパッケージを読んで見れば「ナイロン、フロロにもOK」と書いてあるので、だいたい昔から似たような内容のものなのでしょう。

 

私は、ナイロンラインを使うことが多いのですが、使用前や使用後には必ずラインコーティング剤を吹き付けておきます。
ナイロンラインは、吸水したり紫外線に弱かったりと、劣化しやすいラインなので、PEラインよりもラインコーティング剤を使う意義がある気がします。

 

以前は、本気で釣りをする時は、毎日新品のラインに変えるくらいラインに対しては神経質になり、惜しみ無く投資していましたが、ラインコーティング剤を使うようになってからは、油断しきって何日も同じラインを使うことが増えてきました。

 

 

効き目はあるのか?f:id:nyandaro:20180529161003j:plain

ラインコーティング剤を使うと、滑りが良くなり飛距離も伸びる気がしますが、ちょっと釣りをしていれば、すぐにコーティングが取れてしまっている気もします。
どれくらい劣化を抑えられているのかも、実感できる機会はあまりありません。

 

しかし、以前は一日でラインを捨てていたのに、ラインコーティング剤を使って何日も同じラインを使うようになっても、特に困ったことは起きていないのですから、まあ悪いものではないのでしょう。

これで大丈夫そうだ、と安心できるだけでも釣りには好影響ですし、御守りのようなものかもしれません。

 

 

遠征にも便利。f:id:nyandaro:20180529161059j:plain

このバリバスのPEにシュッ!には、ガスを使わない容器のタイプの物があります。
これならば、飛行機に乗って釣りに行く時でも、ガススプレーではないので、荷物に入れられるわけです。

遠征では、限られた荷物の中で、長時間釣りをして、普段よりもラインを酷使する可能性が高いわけですから、ラインコーティング剤が、より活躍する場面だと思います。

ですから、このノンガスタイプは、とても理にかなった商品だと思います。

先日、黄色い看板の中古釣り具屋で、新品が安くたくさん売られていたので、もしや廃版になったのではないかと、少し心配しています。